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25/1月31日(金)アル北郷の『大好きな北野映画を、1本づつ丁寧に解説していくLive その4 「キッズリターン」』

「オレたち、もう終わっちゃったのかな・・・」
「バカ野郎。まだはじまっちゃいねーよ」

このセリフをどれだけ口にしたことか・・・。

『アル北郷の、大好きな北野映画を丁寧に1本ずつ解説していくlive』第四弾は、いよいよ「キッズ・リターン」』です。

1995年の秋、ビートたけしの元に弟子知りしたわたくしは、
1996年の初夏、「キッズリターン」を、ダンカンの付き人として、公開前、試写で見た。横にはたまたま水道橋博士もいた。

試写室が暗くなり、北野映画第六作の、‘‘殿‘‘が出演されていないその映画に、ぐいぐいと引き込まれ、あっという間に迎えたエンディング。そして冒頭のセリフ。

ボクサーくずれとやくざくずれが交わした、映画史に残るあのセリフに、心臓をはっきりと掴まれた。さらに、見事なタイミングで、暴力的に入ってくる疾走感はんぱない久石譲作曲のあの曲が試写室に響いた時、「やられた!もうこれ、オレの青春映画ランキグ1位だよ」と、腰を抜かすほど興奮し、打ちのめされた事を今でもよく覚えている。
高校を途中で辞め、25歳で殿の弟子になり、ダンカンの付き人だった、まだ、芸人として何も始まっちゃいない修行中のわたくしには、あまりにもドンピシャ過ぎた。

ダンカンと博士も、「とんでもないモノを見てしまった・・・」
そんな顔をしていた。

北野武が描く、決して明るくない青春。
北野武が描く、拳闘。
北野武が描く、やくざ。

それから何度も事あるごとにこの映画を見直した。

何度見直しても、ラストの打ちのめされ具合は変わらず、いつだって、ガツンとやられてしまう。そんな映画は稀で、ほとんどない。

のちの、映画の中で描かれるボクサー。ヤクザ。そして漫才師が、かつて北野監督が憧れた職業だと気づき、さらに大好きになった。

今回はいつものレギュラー陣、水道橋博士&篠崎誠監督に加え、漫才師役でこの映画に出演した、羨まし過ぎる男、お宮の松も参戦です。
彼は元々、この映画では、ボクサー役をやる予定でした(その辺の話はliveでじっくりと)

ビートたけしが出演していないこの北野映画は、語るべき要素がとにかく多い。

ラストのあのセリフは、北野武監督のどこから湧いてきたのか?

かっこよく、だが、汚いヤクザの描き方は?
映画史上、間違いなくもっともリアルなボクシングシーンは?
そして、モロ師岡さん演じた、みんな大好き!ボンクラ200%男、「林」の元ネタは?

北野映画の中でも、飛びぬけて熱狂的ファンの多い作品です。
ですから。当たり前ですが、しっかりと準備して裏を取り、情熱を持って、深く濃く語り散らします。是非!

【出演】
◉アル北郷 
◉篠崎誠監督
◉水道橋博士

【ゲスト】
◉お宮の松

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《アーカイブについて》
※リアルタイムに観覧出来ない方は、配信後14日間、2月14日(金)21:59まではアーカイブが残っていますので視聴可能です。
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Purchase Ticket

25/1月31日(金)アル北郷の『大好きな北野映画を、1本づつ丁寧に解説していくLive その4 「キッズリターン」』 2,000 JPY(tax included)
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